山岳動物救助隊（ESAM

2019年から、山岳動物救助隊（ESAM）は中・高山地で危険な状況にある動物たちを保護・救助しています。この団体には、ロープワーク専門家、登山家、獣医師、クライマー、ハイカー、警察官、軍人、消防士など、さまざまな専門技術を持ったメンバーが集まっています。彼らの目的は、困っている動物を救うことです。

山岳動物救助隊（ESAM）の活動には、26名のボランティア救助員が携わっています。主に飼い犬や家畜への支援を行っていますが、野生動物にも対応することがあります。救助の内容は多岐にわたります。例えば、迷子になった犬や家畜、登山中に怪我をした動物、冬の寒さで動けなくなった家畜、山中で迷子になった牛などを保護します。

この団体は、状況に応じたさまざまな手段を使って救助活動を行っています。

• 具体的には、動物のために安全なルートを確保するためのロープやタイロリーヌなどですが、自然のアンカーポイントを使うことができ、必要に応じて人工的なアンカーポイントも設置します。
• また、ドローンを使って救助地域を確認したり、迷子の動物を探したり、群れを誘導したりすることもあります。
• さらに、皮下注射用ライフルで、標的（怯えた犬、野生化した牛など）に近づけない場合に麻酔ダーツを発射することもあります。
• 家畜を捕えるためにはネットを使うこともありますし、
• 特定の地域にアクセスするためにはヘリコプターが必須です。ヘリコプターは、動物の空輸や、救助隊員の移動にも利用されます。

山岳動物救助隊（ESAM）の全メンバーは、険しい場所での活動に適した信頼性の高い「Super Rando」モデルを履いています。  この団体についてもっと知りたい方は、ウェブサイト www.esam-secours.frをご覧ください。