galibier les valeurs

歴史

百年の歴史を持つGalibierは、フランスアルプスの麓にその起源を持っています。ブランドが最終的に40年間休止するまで、アルピニズムの黄金時代の偉大な登山家や伝説的な探検家たちが、Galibierのアイコニックなモデルを愛用していました。現在、Galibierは再び表舞台に登場しています。

Rémy Richardの最初のデザインの成功

すべてはフランスのアルプス山麓、イゾーの町で始まりました。そこでレミー=アレクシス・リシャールは、自分でデザインした靴を作り、地元の注文者に販売しようとしました。それがうまくいくことに気づいた彼は、数人の作業員を雇用し、初めての靴を本格的に製造し、パリの大口顧客に販売しました。

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Galibierの創立とその組織化

戦線で負傷したレミー=アレクシス・リシャールは、兵士たちの靴を修理する任務を与えられます。戦争が終わった後、彼はイゾーに自分の最初の工場を購入し、あらゆる種類の靴を製造します。そして、登山靴を一般の靴から区別するために、1922年にGalibierブランドを創設しました。

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galibier histoire

「Super Guide」、アイコンの誕生

会社の経営はレミー=アレクシスの息子、ジュリアン・リシャールに任されます。ジュリアンは、登山、スキー、クライミング用の靴に興味を示しました。これにより、「Super Guide」と「Super Rando」のモデルが1950年に登場し、すぐに山岳ガイドや登山家に広く愛用されるクラシックモデルとなりました。

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Galibier Super Guide Chaussures en Cuir

登山者と探検家のためのGalibier

モーリス・エルゾーグやリオネル・テレイ、ルネ・デメゾンといった黄金時代の登山界の巨星や、伝説的な探検家ポール=エミール・ヴィクトールやアルーン・タジエフが、Galibierの靴を愛用しました。これらの著名な探検家たちは、Galibierを歴史に刻み、北極からアンナプルナまで、Galibierの靴で、世界中の主要な山を制覇しました。

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René Desmaison Conseiller Galibier

登山靴の再発明

プラスチックやナイロン、ゴアテックス、ポリエステルなどの合成素材が登場しました。それらの素材が徐々に革に取って代わり、より軽量で通気性のある登山靴が開発されました。「Super Guide」と「Super Rando」のモデルの売上は減少しました。このような状況下で、Richard-Pontvert 社はGalibierを壱時休止し、他のブランドに力を注ぐことを決定しました。

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Galibier Varappe

眠れる美女の目覚め

その活動休止の間、Richard-Pontvertは常にGalibierブランドを保護してきました。いつかそのブランドを目覚めさせるという考えが、心の中に生き続けていたのでしょう。革新への競争が激しい市場の中で、私たちは周囲の世界との貴重なつながりを犠牲にしてきました。その結果、ブランド創設から100年が経過した今、Galibierはその豊かな現代的なDNAを保ちながらよみがえり、プロジェクトの基盤となったのです。Galibier は、私たちの培ってきた技術を駆使して、人々を山と再びつなげ、山の新たな魅力を感じてもらうことを目指しています。

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Design Galibier

伝統と革新との融合

赤い靴ひも、格子模様のソール、そしてモノブロック構造、これこそがGalibierの靴の特徴です。これが、他の靴と一線を画するGalibierの登山靴なのです。そして、「Super Rando」モデルが復活し、ブランドのアイデンティティを保ちつつ、軽量で通気性の良い技術的素材を取り入れています。

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Galibier Mid